「頚椎神経根症」により、首から腕にかけて出ていた強い痛みが、鍼灸施術で改善した症例【大阪市 50代 女性】
お悩みの症状
今回の患者さんは、「頚椎神経根症」という診断をされて来院されました。これは、首にある神経を何らかの影響で圧迫することにより起こるため、首から背中、腕にかけてまで非常に強い痛みと痺れが出る状態です。 病院では、レントゲンと、CTスキャンによる検査をした上で、上記の診断をされたようでしたが、痛み止めの薬の服用、痛み止めの注射をしても、症状が完全には引かず、今では薬もあまり効果が無いようでした。 満足に眠ることもできず、仕事にも差し支えが出てきていたので、手術を勧められましたが、仕事を休まねばならず、休まずに続けれる方法が無いか探して、当院へ来院されました。治療方法
1.カウンセリング・検査
2.脈診、舌診、腹診で体の状態の把握・症状と照らし合わせる。
3.ハリの説明を治療前に行う
4.上向きで手足と頭に数本ハリを打つ
5.抜いてうつ伏せになり、背中にハリを打つ
当院での治療後の患者様の感想
症状が非常に強く、初診時は上向きで寝ていても痛みや痺れが出てしまっている状態でした。 症状がここまで強い場合、首の神経のそばで炎症が強く出ているものと判断するのが一般的なので、1回目の施術では、その炎症反応を取り除くようにしました。 1回目の施術が終わるころには、来院時より少し症状が緩和したとのことでしたが、 2回目の来院時には元に戻ってしまっていました。 このように、初回の炎症を取る施術でもあまり効果が出ない場合は、もっと強い炎症の急性期の場合か、冷えにより炎症物質の流れが悪くなっていたため、初回の施術では効果が芳しくなかったと判断できます。 ただ、上記の施術は相反する施術方法なので、ここで診断を誤ると、かえって症状が悪化してしまう可能性が高くなるため、当院では実際に患部を探る、脈や舌で状態をみながら施術をすすめるということが非常に大事になります。 また、症状が発現してどれくらい経過しているかというのも、判断基準となります。 それを踏まえて状態をみつつ、温める施術をして、大幅に改善が見られました。 その後4,5回の施術を経て、症状が出なくなったのが確認できました。 当院では、重症の症例改善率も高く、色々な視点で施術が可能になるため、効果も出やすくなります。 何をしても良くならないという方が多く来院されるので、そのような方は一度施術を受けてみることをおすすめします。※本ページに記載されている施術効果には個人差があります










