このような症状で悩んでいませんか?
手術した患部の痛みがなかなか取れない、又は安静にしているのに鈍いような痛みが取れない
胃の手術をしたが、食事面など出来る限り早く普通の日常生活に戻したい
術後リハビリが必要だとのことで行っているが効果を感じられない、又はもっと効果を出したい
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)、ヘルニアなどの手術で全く改善されなかった、又は悪化した
胃がんの手術の後で腸閉塞を起こすことがあると言われ良い予防・治療法を探している
術後に大量の薬を処方され副作用が心配なので何かいい方法がないか探している
早く以前のようにスポーツをしたい、前の仕事に復帰したい!!
家族が術後に、うつ状態に、または術後せん妄(もう)に。適切な治療・対処法を探している

当院での治療について

手術における技術が進み、受けることによって快適な日常を取り戻せた人たちも大勢いらっしゃるかもしれませんが、思うように効果を得られなかった、または術後の回復が芳しくないなどの声が多く聞かれるのもまた現実です。再発の危険性を最小限に食い止める、または術後の早期回復を計るのに、鍼灸はとても効果的です。しかしながら一括りに鍼灸と言っても技術レベルに大きな差があります。通常、鍼灸における効果と言えば血行促進、運動麻痺の改善、自律神経に働きかけるという程度の認識かと思われますが、それは鍼灸の効果のごく一部に過ぎません。

当然ながら術後の早期回復のためにおいてそれらの効果は有効ですが、鍼灸治療はもっと多くの可能性を秘めています。術後に内臓機能を高める、免疫機能を高める、精神を健やかに保つなど様々な方面で効果を発揮します。現代医学のように体や内臓をバラバラに診て治療する方法と違い、全体を診てトータルで治療する必要性を強く説いた医療なので、その効果を最大限に利用すれば術後芳しくなかった症状の軽減や改善、リハビリの効果を最大限にまで伸ばすことすべてが可能となります。
ただ、現代医学と認識が違うことも多いため、まず東洋医学の理念から軽く説明をすると人間の体内に「心(しん)・肺(はい)・肝(かん)・脾(ひ)・腎(じん)」という5つの臓器が存在し、それに加えて「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という組織も存在しているとしています。 それぞれの臓器や組織がそれぞれの役目を果たしながらお互いに関連・影響し合って存在しているのが人の体であり、それらすべてのバランスを取る必要性があるとしています。したがって術後のリハビリ過程においても治療の最大限の効果を出すにはその必要性があるとしています。
気は現代医学にその認識がありませんからその時点で東洋医学(鍼灸)に対して嫌悪感を示す人もいるのですが、生命エネルギーと捉えて頂ければ良いですし、血は血液とホルモンも含めて血としており、水は人間の体は水で出来ているということは周知の事実かと思いますがリンパ液なども含めて考えているため、免疫系を広く司る組織となります。そして5つの臓器の捉え方も若干現代医学と異なります。

まず心(しん)ですが、もちろんポンプの役目で血液を送り出す臓器であるのですが、物事を考える、意識するなど感情に関わる精神的な機能の役割も管理するのが心であるとしています。意識と精神活動を受け持つ大脳と心臓を併せたようなイメージでとらえて頂ければ良いかと思いますが、五臓六腑を監督しています。当然上手く働けないと術後の回復を遅らせます。次に肺ですが、これは呼吸の役目ももちろん担っているのですが、体に水分を運ぶ臓器が肺であるとしています。人間の体の多くは水で出来ていますから肺の働きが弱まると水の調整が上手くいかず、体に様々な不具合を残し術後の回復にも影響します。

次に肝(かん)ですがこれも現代医学の肝臓の働きだけでなく、全体的な新陳代謝に関わり気・血の調整を行う臓器としています。ですから肝の機能が低下すると気も血も上手く体内を巡ることが出来ず術後の後遺症においても当然ながら悪影響を及ぼします。
次は脾(ひ)ですがこれも現代医学の脾臓とは働きが異なり、受け取った食べ物を適切な形(気や血)に変えて全身に送り込む消化機能全体を司るのが脾であるとしています。つまり機能低下が起こると気や血が作れなくなり、体全てがスムーズに働けなくなります。そしてリハビリの効果や術後の回復を妨げる結果となります。最後に腎ですがこれも現代医学の尿を作る泌尿器の働きだけでなく、ホルモンや免疫系を広く司り、肝との協調の元働いている臓器としています。したがって働きが鈍ると免疫系の多くの機能も正常に働けない状態となりますから体にとって多くの障害を起こします。

このように現代医学にない認識が含まれており、1つ1つの臓器や組織をバラバラに診る医療に皆様が慣れ親しんでいますから、それぞれの臓器や組織の関連性を言われてもピンと来ない部分があるかもしれません。しかし、人間の体は機械のように手術して悪い部分を取り除けばそれで終了というように単純なものではありません。現にこんなに手術の技術が進んでも、思うよう結果が出ずに苦しんでいる人は多くいらっしゃいます。そのような場合にぜひ鍼灸治療を取りいれて頂きたいのです。すでにアメリカやヨーロッパでは日本以上に鍼灸を医療現場で活用させています。
WHO(世界保健機構)は43疾患もの鍼灸治療が有効とされる疾患名を発表しました。日本は鍼灸における偏見や無理解があるためかなり諸外国に比べて後れを取っています。確かに技術の差が大きい鍼灸は治療手段として広く受け入れられるには時間がかかるかもしれません。
しかし当院のように深く鍼灸の理念を理解し、適切な治療を行えたなら多くの症状や疾患の改善に役立ちます。リハビリ科領域も当然しかりです。どうか、狭い見識に囚われずあなたの体内に眠る可能性を信じて治療に来てみてください。ハリ治療に伴う痛みは全く無く、それどころかむしろ心地よくて眠ってしまう人も多いのです。病院でのリハビリや検査ももちろん必要ですがもう少し視野を広げて頂けたならもっと多くの可能性を引き出せます。

治療を受けられたお客様の声

78歳 男性

先日、首と腰の狭窄症の二回目の手術をしました。年齢的にも以前とは違うのでゆっくりとリハビリを続けていく気持ちでいたのですが、体が大きくふらついたり、傷跡がピリピリ疼くことがだんだん不安になり以前通っていたまえだ鍼灸院へ訪れました。少しでも和らげば、との思いだったのですが1回の治療だけでも、ふらつく感じが少しマシになっていました。週に二回通い、三カ月経った今は手術前よりもピンピンしており仕事に精を尽くしております。

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