このような症状で悩んでいませんか?
病院では命があっただけでも良かった。これ以上は治りませんとのこと。でも諦めたくない
病院でのリハビリ効果をもっと高めたい
糖尿や高血圧などの持病から脳の血管障害につながると聞き予防も兼ねて良い治療を探している
ろれつが回らない、箸を落とす、食べ物をこぼすなどが時々起こる
片目が見えない、視野が半分くらいしかない状態で日常生活に支障がある
手足のしびれ、感覚がおかしいようなことがある
今までに感じたことのない頭痛を感じる、顔面神経麻痺のような症状が出る
動くときにバランスが上手く取れない、半身に力が入らない、物を上手く掴めないなどがある
言葉が上手く出ない、相手の言うことを理解できない時が多くなった、文字を書き辛くなった

当院での治療について

脳卒中は死因の第三位と言われるほど恐ろしい疾患で、死に至らなくても寝たきりになる原因の3割近くを占めると言われています。また脳卒中発作を起こした人の再発率は年間5%から10%にも及ぶという非常に高い確率が出ています。であるならば再発の危険性を考え、手術や薬物療法、病院でのリハビリだけでなく、脳卒中の下地となってしまうような危険因子を取り除く必要性もとても高いわけです。そのような場合に当院の鍼灸は本当にお役に立てると思います。

病院では「これ以上は治りません。一命を取り留めただけでも良かったです」と言われた方が、当院のベッドの上で仰向けからうつぶせになる動作が補助なしでは全く出来なかった方が、カルテ記入が出来なかった方が、今では日常生活に何の支障もなく、お孫さんと元気に遊んでいたりします。適切な治療を行えばそれらは不可能ではないのです。しかしながら一括りに鍼灸と言っても技術レベルに大きな差があります。
通常、鍼灸における効果と言えば血行促進、運動麻痺の改善、自律神経に働きかけるという程度の認識かと思われますが、それは鍼灸の効果のごく一部に過ぎません。脳血管障害(脳卒中・脳梗塞・脳溢血など)においてそれらの効果は有効ですが、最大限に鍼灸の働きを活かすなら心(しん)・肝(かん)・脾(ひ)・腎(じん)の働きを高める必要性があります。
現代医学に慣れ親しんだ皆様にとっては東洋医学(鍼灸)の世界は若干捉え方が違う部分があるので簡単に説明をすると、人間の体内に「心(しん)・肺(はい)・肝(かん)・脾(ひ)・腎(じん)」という5つの臓器が存在し、それに加えて「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という組織も存在しているとしています。それぞれの臓器や組織がそれぞれの役目を果たしながらお互いに関連・影響し合って存在しているのが人の体であり、それらすべてのバランスを取る必要性があるとしています。

したがって脳血管障害においても、そのリハビリ過程においても治療の最大限の効果を出すにはその必要性があるとしています。気は現代医学にその認識がありませんからその時点で東洋医学(鍼灸)に対して嫌悪感を示す人もいるのですが、生命エネルギーと捉えて頂ければ良いですし、血は血液とホルモンも含めて血としており、水は人間の体は水で出来ているということは周知の事実かと思いますがリンパ液なども含めて考えているため、免疫系を広く司る組織となります。そして5つの臓器の捉え方も若干現代医学と異なります。

まず心(しん)ですが、もちろんポンプの役目で血液を送り出す臓器であるのですが、物事を考える、意識するなど感情に関わる精神的な機能の役割も管理するのが心であるとしています。意識と精神活動を受け持つ大脳と心臓を併せたようなイメージでとらえて頂ければ良いかと思いますが、五臓六腑を監督しており、舌や血液の状態に反映される働きを担いますから、悪影響が出ると当然脳の血管にも障害が出て、ろれつが回らない、手足がしびれるなどの後遺症が出ます。
次に肝(かん)ですがこれも現代医学の肝臓の働きだけでなく、全体的な新陳代謝に関わり気・血の調整を行う臓器としています。ですから肝の機能が低下すると気も血も上手く体内を巡ることが出来ず脳血管障害の後遺症においても当然ながら悪影響を及ぼします。次は脾(ひ)ですがこれも現代医学の脾臓とは働きが異なり、受け取った食べ物を適切な形(気や血)に変えて全身に送り込む消化機能全体を司るのが脾であるとしています。
つまり機能低下が起こると気や血が作れなくなり、体全てがスムーズに働けなくなります。結果脳血管障害へ、またはリハビリの効果を妨げる結果となります。最後に腎ですがこれも現代医学の尿を作る泌尿器の働きだけでなく、ホルモンや免疫系を広く司り、肝との協調の元働いている臓器としています。

したがって働きが鈍ると免疫系の多くの機能も正常に働けない状態となりますから体にとって多くの障害を起こします。このように現代医学にない認識が含まれており、1つ1つの臓器や組織をバラバラに診る医療に皆様が慣れ親しんでいますから、それぞれの臓器や組織の関連性を言われてもピンと来ない部分があるかもしれません。ただ、人間の体は機械のように無機質に存在しているわけではありません。現にアメリカやヨーロッパでは日本以上に鍼灸を医療現場で活用させています。
WHO(世界保健機構)は43疾患もの鍼灸治療が有効とされる疾患名を発表しました。日本は鍼灸における偏見や無理解があるためかなり諸外国に比べて後れを取っています。確かに技術の差が大きい鍼灸は治療手段として広く受け入れられるには時間がかかるかもしれません。
しかし当院のように深く鍼灸の理念を理解し、適切な治療を行えたなら多くの症状や疾患の改善に役立ちます。リハビリ科領域も当然しかりです。どうか、狭い見識に囚われずあなたの体内に眠る可能性を信じて治療に来てみてください。ハリ治療に伴う痛みは全く無く、それどころかむしろ心地よくて眠ってしまう人も多いのです。病院でのリハビリや検査ももちろん必要ですがもう少し視野を広げて頂けたならもっと多くの可能性を引き出せます。

治療を受けられたお客様の声

60歳 男性

丁度半年前に脳梗塞で倒れ、左足の麻痺が残りました。二か月間リハビリに励み、その後近所の整骨院にも頻繁に通っていたためゆっくりですが歩くくらいは出来るようなところまでいきました。
しかし、しゃがむのにすごく時間がかかったり足の指を動かしたり出来ず、太ももくらいまでが常に痺れている感覚がある状態で何かもっと効果のある治療はないのかと縋る思いで娘の通っているまえだ鍼灸院に連れていってもらいました。
遠方ではあるのですが通うこともリハビリと思い、週に一度出来るだけ治療に訪れました。するとキンキンに冷えた足が温まりやすくなり、歩くスピードが軽快になり、指も少しずつ自分の意志で動かせるようになり、徐々にですが今まで得ることの出来なかった効果を実感しています。

施術料金

ご予約・お問合せはこちらから予約制

MAIL
web@maedashinkyuuin.com

まえだ鍼灸院 ロゴマーク

PAGE TOP