ヘルニア鍼灸で大阪なら鍼灸治療専門のまえだ鍼灸院

当院での治療について

ヘルニアにおいて当院の治療で特長的なのは、かなり即効性があるということと、その患部、つまりヘルニアのある腰や首にばかり治療をするのではないので、治療中に痛みや苦痛、恐怖感を伴わないということです。神経の圧迫があって起こる症状ですから非常に激しい痺れや痛みが出ている場合も多くあり、一刻も早く改善したいとの思いが大きいかと思いますが、他院と比較するとごくわずかな治療回数でも、かなりの症状の軽減が見込めます。

治療中に激しかった痛みやしびれが取れて、眠ってしまう人も多くいらっしゃるくらいです。なぜそのような短期間での症状軽減や改善が可能なのか、それは首や腰のヘルニアの出ている患部だけを治療するのではなく、体全てをトータルで診て改善させる治療法だからです。細分化された現代医学や民間療法の治療院に慣れた皆様にとっては、神経の圧迫がある患部のみへ治療することが当たり前だと思われるかもしれませんが、それは大きな間違いで、その方針では治りを遅くするばかりか、返って症状を悪化させる場合もあります。
更に皆様にもう一つ認識しておいて頂きたいのは、ヘルニアであると診断されるほど神経の圧迫があっても、全く症状が出ない人もいらっしゃるということです。つまり、ヘルニアとは椎間板（骨の間にあるクッションのような役割をする軟骨）が何かしらの原因で飛び出してしまうことにより、神経の圧迫が起こり激しい痛みやしびれが出ることを言いますが、神経の圧迫があっても何の反応も出ない人もいるところを踏まえると、それだけが原因ではない体の症状を併発して、複合的に体に出る反応であるということになります。

当院でヘルニアの方に多く見られる代表的な症状を東洋医学的（鍼灸）に診断すると「?血(おけつ)」という症状になります。東洋医学の世界では臓器以外に体内に「気」「血」「水」が存在すると考えるのですが、?血というのは、現代的に判りやすく言うと血がドロドロとして上手く巡らない状態を指します。体の隅々に栄養を行き渡らせる働きをする大事な「血」が上手く巡らず、体に様々な不具合を出している状態ですね。
?血になるのは先天的な要因もありますし、脂質・糖質・食品添加物を取り過ぎること、運動不足やストレス、長時間の座りっぱなし（又は立ちっぱなし）の仕事など現代人の生活による影響も大きい症状です。

そういったすべての反応が総合的に「ヘルニア」となって出ているため、患部の圧迫だけを診ても根本的な治療に至らないのです。「ヘルニア」という病だけが歩いて治療に来てくれれば、神経の圧迫だけを診ての治療でも結果が出るかもしれませんが、多くは「その人の症状全て」を診る医療でしか良い治療結果が得られないのです。そういった意味で当院の鍼灸治療は本当に役立てると思います。
またそれでもどうしても感覚的な治療に頼りがちな東洋医学（鍼灸）に不安感があるという方には、当院の場合は現代医学の見地からもお話させていただくことを可能にしています。当院の代表者が鍼灸師の国家資格以外に、診療放射線技師の国家資格も持ちますから、画像診断が出来るようなデーターをお持ちいただければ、より的確に医学的なお話が出来ます。「即効性」「心地いい治療」「鍼灸と現代医学の理論の両方の見地」これらによってあなたの辛い症状を短期間で取り除きます。どうぞご安心頂き治療にご来店ください。

治療を受けられたお客様の声

腰椎ヘルニア 63歳男性

数ヶ月前から腰からお尻にかけて痺れるような激痛が走るようになりました。歩くことさえも辛くなってきたので病院に行ってMRIを撮ると腰の椎間板ヘルニアとの診断を受けました。手術は避けたくて、コルセットを着けて生活し鎮痛剤とブロック注射で誤魔化し続け3カ月ほど経った頃、ヘルニアに鍼が効くと何かで聞いたのですぐに調べました。仕事を終えてまえだ鍼灸院で治療を受けると腰の周りから全身が温かくなった気がし、その日はかなり久しぶりにコルセットを外すことが出来ました。
ブロック注射をストップし、鍼治療に専念していくこと1カ月。鎮痛剤はもう使うことがなくなりました。こんなに効くのならもっと早く行っておけば良かったと思っていますが、院長先生が「年齢的な症状はこの先の方が出やすいんだから、ヘルニアだけでなくトータルケアで来たほうが良いよ。」と仰っているので、色々体のことを相談しながら通ってみようと思っています。

椎間板ヘルニア 48歳男性

若い頃にヘルニアと診断されましたが、自然と痛みが引いたのでほったらかしにしてました。最近腰の痛みを少しずつ感じていて、先日イスから立とうとしたときに急に腰と右足に電気が走り、その後から右足がずっとしびれていました。病院でヘルニアが悪化してるとのこと。
症状はきつくなるばかりで痛み止めも効かず、このままなら手術しないといけないと言われましたが、手術が嫌でまえだ先生を友人に紹介してもらい、鍼を受けました。１回の治療でしびれが少し楽になった感じがしました。これは治るかもしれないと期待して２カ月ほど通院しました。治療を受けるたびに体は楽になり今はほとんど足のシビレと腰痛は出ていません。

他の医療機関でのよくある治療

内服薬や坐薬などの鎮痛剤

消炎・鎮痛剤での完治は不可能だとお考えください。あくまでも酷い痛みを和らげるためだけのもので、またどんな薬にも必ず副作用はあります。

湿布や塗り薬などの外用薬、コルセットなど

前述したように体内環境が密接に関わった症状の一つがヘルニアですから、外用薬やコルセットで表面的にケアしても効果がありません。一時的、補助的に症状の軽減が出来るかもしれないという程度です。また日常生活を送る上で、ずっとコルセットをつけておくというのも億劫になってきますよね。

温熱療法

国家資格を持った医療従事者が在籍する医療機関でも、民間療法の治療院でもよく見かけられる治療法ですが、もともとの体質やその時の患部の状態、温度や湿度などの気候の問題など、様々な問題を考慮せず安易に温める療法は危険です。画一化された治療では様々な原因が絡み合った疾患に対しては効果を出しません。

運動療法

非常に長期的なスパンで治療を受けなければならず、多忙を極める現代人には向かないですよね。また激しい痛みやしびれが出ている間は、そもそもこのような治療法を取りいれるのは不可能です。運動を苦手とする人にとってもストレスとなるため、継続が難しいですよね。

牽引療法

炎症の強い急性期には牽引は使えません。また圧の調整が難しく逆に悪くなる症例も有りますので注意が必要です。

神経ブロック注射

痛みの神経情報をブロックさせるための注射で、一時的に痛みの情報を中断させるためのものです。当然ながら根本的に治療するためのものではなく、一時的な対処療法です。また大切な神経に働きかけてしまうような治療法が本当に安全と言い切れるのでしょうか。

手術

手術の中でもいくつか種類がありますが、医師の技術に差が出来てしまうような難しいレベルのものもありますし、手術しても完治するとは限らないという現実も理解しておかなければなりません。全く良くならなかったというお声や、一時的に良くなっても再発したというお声もよく聞かれます。
人の体は機械のように無機質な集合体ではありませんから、パーツをバラバラにして、その悪い部分だけを修理（治療）するような単純な方法では完治に至りません。当院は東洋医学（鍼灸）の理念を取りいれながらそれだけでなく現代医学的な認識も持ち合わせることによって、トータルで治療を行っています。